電球男たちはいま何処へ。

こんにちは。

管理人の ふぅ です。

毎月のGallery -暦- をお届けする

心がホットするコラム〜(^^)

2017年  皐月の Gallery -暦-は

「渇く」 です。

 

突然ですが、みなさんは電球をご存知ですか?

電球と言っても、ここでいう電球とは

白熱電球のことです。

ガラス球体の中の、フィラメントという部分が光ることで

明かりが灯る、あの電球のことです(^^)

エジソンの名と共に広く普及した白熱電球は

20世紀を明るく照らす画期的な光として

世界の景色を劇的に変えたことでしょう。

その昔、エジソンの電球のフィラメントに採用され

照明時間を飛躍的に伸ばしたのが京都の真竹だったことは

日本人として嬉しいエピソードですよね(^^)

ですが、

LED電球が主流となってしまった現代では

いつのまにか姿を消してしまった白熱電球。

あたりまえだった白熱灯の光を

知らない世代が増えていくことは仕方のないことかもしれませんが

20世紀に生まれた人間としては、

あの、温かく儚い光にもうあえなくなってしまうことは

ちょっと寂しい気もします。

今月の作品は

白熱電球を頭に持った男たちが登場します。

この作品が描かれたのは、1988年。

まだまだ電球といえば、白熱電球がポピュラーな時代で

発光ダイオードが身近な照明として登場するのは

まだ随分と先のことです。

電球男たちの透明な電球頭をのぞいてみると

誰一人として明かりを灯していません。

フィラメントが切れ、電球の寿命が尽きてしまったのか、

みんなうつむきがちで影が薄く冷え切って、

まるで、電球の亡霊たちにのようにも見えます。

2017年のいま、この絵をみると

まるで白熱電球たちが消えてしまった

現代の世の中を予言しているようにも見えます。

時代を文字通り華やかに彩った大発明も

いつかは去っていくこの無常の世界で

電球男たちはいま何処へ行ったのでしょうか。

そうそう、白熱電球って、光っている時に触ると熱いんですよね(^^)

 

それでは、今月の作品をどうぞ!

 Gallery -皐月-《渇く》へは、こちらからどうぞ。

 

 

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