平成と令和をつなぐ Gallery 暦のスピリット

こんにちは。

管理人の ふぅ です。

今月のGallery -暦- をお届けします(^^)

2019年  卯月の Gallery -暦-は

「春の競演」です。

今日は、2019年4月1日。

新元号が発表されましたね!

今朝のテレビ番組が「新元号発表」に向けた特番でお祭り騒ぎになっているのをみて、

思いの外特別な日なのかな、と驚きました(^^;)

新元号の「令和」ですが、

典拠が歴史上初の日本の古典『万葉集』ということも話題になっているようです。

梅の花の歌三十二首の序文から↓この部分

・・・于時、初春令月、氣淑風和。・・・

・・・時は初春のよき月夜、空気は澄んで風は穏やかで、・・・(訳)

歌人たちがくつろいで宴を楽しむ様子が伝わってくる序文の、一部分ですが

個人的には泉谷画伯の名前「淑」が見えることがかなり気になっています(^^)

良い月夜や澄んだ空気に穏やかな風が吹く情景は

日本人の私たちの何気ない日常の一部であり、

遠い昔から、たくさんの歌や絵や物語などが生まれてきた拠り所でもありますね。

まさに、Gallery暦 で紹介してきた、泉谷画伯の絵画世界にも繋がっていくものではないかなぁと

新しい元号「令和」とそのルーツを知ることで

今日が、ちょうど五年、60作という区切りのタイミングでもあり、

嬉しい気持ちになりました(^^)

図らずも、新元号発表の今日、このタイミングで

Gallery暦で紹介してきた、泉谷画伯の世界と

万葉集の歌人たちの自然を愛でる眼差しが交わりました〜!

面白い〜〜〜〜(^^)

 

今月ご紹介する作品にも、花が登場します。

それは、梅でも桜でもなく、

ぜひ、絵をご覧になりながら、ちいさな景色のなかで、お花見を体験してみてください(^^)

今日の作品は、気持ち良い風のふく、ゆったりと穏やかな春の景色を描いた、大きな作品のようにも見えますが

絵のサイズもポイントなのです。

少ない言葉に森羅万象を凝縮した、歌の世界観と通ずるところがあるように感じましたが、

いかがでしょうか(^^)

新元号の背景となった万葉集に注目が当たることで、

私たちの受け継いでいる感性もまた、呼び覚まされていくように感じました。

自然を愛おしむ眼差しや心は

「Gallery 暦」のスピリットでもありますが

新しい時代だからこそ、より大切にされていくのではないかな〜と、

明るい希望をもらった新元号「令和」がスタートする来月からが楽しみです(^^)

 

そして、 「Gallery 暦」 から、大切なお知らせがあります!

今日で、五年め、60作品目となる大人気の連載 「Gallery 暦」 は、

今回をもちまして、終了させていただきます。

とはいえ、また、復活するかもしれません(^^)

ひとまず、このタイミングで終わりとなります。

思えばこの5年間、

管理人の何気ない提案から始まった企画でしたが、

画伯の奈義町現代美術館の展覧会でコーナーを飾ったり、

画伯のエッセイ集の一章になったりと

予想外の成長を見せ、羽ばたいていきました。

ですが、それよりも一番は

たくさん読書の皆様に、毎月見に来ていただけたことが

本当にほんとうに、うれしくてありがたいです(^^)

今まで、 「Gallery 暦」 を応援してくださった皆様

ほんとうにありがとうございました〜😭

 

 

・・・実は、

来月からは、

新しい企画がスタートします(^^)

ので、お楽しみに!

新コーナーもどうぞよろしくお願いいたします。

(うそではありません笑)

 

それでは、今月の作品をどうぞ!

 Gallery -卯月-《春の競演》へは、こちらからどうぞ。

 

 

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