なごり雪の道

こんにちは。

管理人の ふぅです。

 

おまたせしました!

今月の Gallery -暦-

「Gallery -弥生-」 を 更新しました!

 

3月の作品は「残雪の道」です。

 
梅の見頃がそろそろ終わりそうです。

おひさまの光は日に日に力強くなり、

明るい時間が長くなってきたことに、この数日はっと驚かされます。

突然三月下旬頃の気温の日がやって来たかとおもうと

次の日はまた真冬に逆戻るような、温度差の激しい毎日が続いていますが

やはり、季節は冬から春に変わっているのだなぁ!と実感させられるこのごろです。

北日本の方では今まさに大雪のニュースが伝えられている中で、

今月の一枚は、残雪の道を描いた作品です。

消える前の雪に抱く、名残惜しさの感情は

そういえば、雪景色の冬の盛りには思いもつかない心持ちかもしれません。

誰も永遠のときに留まっていることはできないからか、

そのひとときの終わりには一抹の寂しさもあるような気がします。

とはいえなごりの雪が消える頃には

そんな気持ちも溶けてなくなり、

次の一歩を踏み出すワクワクした気分を感じることもできます。

すべての季節や現象が常に移り変わってゆく様に

その時々の心ものせて、

はしり、さかり、なごり、と

言葉にしているのかもしれません。

雪の残る道に差し込む光の明るさや青い竹の瑞々しさに

静かで落ち着いた気配を感じつつ、

心は一足先に、あたたかい花の盛りのまっただ中へと飛んでいってもいます(^^)

【追伸】
道シリーズの一枚でもある今回の作品《残雪の道》は、
昨年の3月に紹介した作品も合わせてご覧いただくと
また面白い発見があるかもしれません(^^)
※ 2015 -弥生-《春を待つ道》のページへ
 

それではさっそく、今月の作品をどうぞ

 Gallery -弥生-《残雪の道》へは、こちらからどうぞ。

 

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