新年のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。

皆さん、新年の気分はいかがですか?
平成時代もゴールが見えてきた今、何かそれまでにしておきたいことがあれば、今年の内ですよ。
何事もスタートが早ければ、気持ちにゆとりが生まれますからね。
かく言う私は人生の大きな節目をこの3月に迎えます。
いわゆる定年退職ですね。
岡山大学は国立大学ですから、定年は満65歳です。
ただし企業と違って、その年度いっぱいは勤められます。
私は大学卒業後22歳で教職に就きましたから、教員歴は43年になります。
公立中学で10年(内2年は現職派遣で大学院研修)、国立大学の附属中学で9年、国立大学で24年(内3年は附属幼稚園長を兼務)が内訳です。
この間大きな事故や病気に煩わされることなく過ごすことができたのは幸いでした。
そして一番の収穫は、多くの生徒や学生に恵まれ、いくつもの貴重な出会いを経験させていただいたことです。
彼らからどれほど多くのエネルギーをもらったかは、とても言葉では言い表せません。
ただただ感謝あるのみです。
昨年10月の六本木の個展でも、自分がどれだけ教え子たちに支えられ、守られているかを痛感しました。

定年後をどう過ごすかは、人それぞれですが、私の場合は以上のような経歴・経緯から、
もう少し社会へ恩返しをしようと思います。
岡山大学は去りますが、4月からは大阪芸術大学で学生指導に当たります。
大阪芸術大学は私学の美大で、私が専任となる美術学科では、絵画や彫刻などの指導を専門的に行っています。
すでに非常勤講師で2年間学生と触れあった感じでは、将来的には作家としても活躍できそうな人材が見受けられます。
どこまで私が彼らの力になれるかは未知数ですが、あと5年間できるだけのことをしようと考えています。
もちろん自身の制作にもより磨きをかけて行くつもりです。
ちなみに今年の個展は10月13日(何と私の誕生日!)から21日まで、ギャラリー倉敷で開催します。
第2の人生のスタートを飾る個展ですから、何か新機軸を打ち出せればと思います。
今後も皆様のご支援をよろしくお願いします。

さて、今年の年賀状デザインですが、例によって私なりの諧謔精神で、昨今の英語教育ブームを料理してみました。
ばかばかしさの奥に風刺の面白さを感じ取っていただければ何よりです。
今年は戌年ですが、犬をあえてリアルに描かずに、一般的な犬として記号的に表現したところが“ミソ”です。
皆さんのご感想もお待ちしています。

泉谷淑夫

 

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