個展報告 @NagiMOCA

ギャラリートークの一コマ

個展報告@Nagi-MOCA

77名が参加した “Artist Cafe”

県北にある奈義町現代美術館での個展も、6月18日(日)に最終日を迎え、盛況裡に幕を閉じることができました。何度も私の個展を見てくださっているにもかかわらず、今回も駆けつけてくださった方々、そして遠方から貴重な時間を使って、私の個展に足を運んでくださった皆様に、改めて心よりの感謝を申し上げます。

 

奈義町現代美術館 会場入り口

来場者名簿には、県外では東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸などの大都市から、また和歌山、滋賀、高知、愛媛、徳島、香川、島根、鳥取、広島、山口、大分、長崎などの広範な県から来場された方のお名前が散見され、全国区としてのNAGIMOCAを再認識した次第です。

この事実ひとつをとっても、今回の奈義での個展は十分に意義があったと言えると思います。

幸いだったのは、梅雨入りしてからの6月の天候が、ほとんど雨は降らず、ドライブやレクレーションを兼ねて奈義を訪れた方にとっても嬉しい好天続きだったことです。

「晴れ男」を自任している私ですが、ここまで天が味方してくれるとは思いませんでした(笑)。

正確な数はもう少し待たないとわかりませんが、今回の個展の来場者数は、概数で約4500名というところです。私の中で過去最高が、1998年に倉敷市美術館で開催した岡山での初個展の1142名でしたから、大幅な更新です。

 

ワークショップ

ワークショップ

 

来場者の多さは、2回のギャラリートークやアーチストカフェでも垣間見られました。

 

ギャラリートーク

ギャラリートーク

ギャラリートーク

 

ギャラリートークにはそれぞれ35名と55名、アーチストカフェに至っては、何と77名もの方が参加してくれました。

 

Artist Cafe

Artist Cafe

Artist Cafe

 

私の話が皆様の期待に応えられたかどうかは定かではありませんが、参加された方々に支えられて、私自身はとても充実した時間を過ごさせてもらいました。

 

展示室【 羊たちの寓話 】

展示室【 羊たちの寓話 】

展示室【 羊たちの寓話 】

「期待に応えられたかどうか」という点では、今回の展示こそ問われるべきです。
今回は新作品集『美しい驚き』の構成にならい、

二つの部屋を「羊たちの寓話」をテーマとした大作群と、

 

展示室【 名作との戯れ 】

「名作との戯れ」をテーマとした作品群とに分けて展示しました。

 

恒例の横浜高島屋の美術画廊での展示では、羊も風景も猫も静物もダブルイメージも1室の中に納められているので、私の個展をよく見られている方々にも、今回の展示は新鮮な印象を与えたようです。

展示室【 羊たちの寓話 】

また「羊たちの寓話」の部屋で大作群がひしめく空間の独特な雰囲気を味わった後、「名作との戯れ」の部屋で視覚的なしかけに気付き、絵の中に引き込まれていく過程は、初めて私の作品と接した方々にとって、とても印象深かったようです。

 

3年分36枚「Gallery 暦」のパネル展示

カフェに展示した3年間分の『ギャラリー暦』のパネルも、絵に関する文章に興味のある方や時間のある方の足を止めさせる効果があったようです。

毎月の解説を書いた本人でも、とても一度には読み切れない量ですから、すべてを読まれた方はたぶんいないと思いますが、改めて「全部読む!」と言って帰られた方もいたようで、私もHPの管理人も大変喜んでいます。

絵について語るという点では、ギャラリートークよりも文脈は分かりやすいかなとは思います。この『ギャラリー暦』は、まだまだ続く予定ですのでご期待ください。

 

展示【 ENERGY 3部作 】

今回は「まだ回顧する時期ではない」と判断し、あくまで今の私を見せるという気持ちで、近作・新作を並べましたが、展示の“目玉”とした「ENERGY三部作」などは、自分が生み出したにもかかわらず、いまだ私の中で消化しきれていない部分もあり、今後も何が飛び出すのか、自分でもわくわくしています。「予定調和」ではない刺激的な世界をこれからも展開していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

泉谷淑夫

 

 

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