第30回 個展報告

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今回の個展の特色は、何と言っても通算30回目、横浜高島屋でも10回目となる節目の個展であったことです。続けるにはエネルギーが要りますが、ここまで続けてこられたのは、私の個展を見続け、応援してくださった方が多くいたからこそであると思っています。

 

一陽会の尊敬する同志・舘野氏と

一陽会の尊敬する同志・舘野氏と

その間色々な方々に、支えてもらったことは忘れられません。
最初の個展が24歳の時ですから、40年間に30回開催したことになります。
内訳は前半の20年で10回、後半の20年で20回です。後半は毎年個展を開催していることになります。場所は小田原で2回、平塚で6回、横浜で14回、岡山で3回、倉敷で4回、広島で1回です。

 

新作品集に関わった出版芸術社、図書印刷の方々と

新作品集に関わった出版芸術社、図書印刷の方々と

この個展に合わせて新しい作品集『美しい驚き』も刊行しました。
『筒井康隆コレクション』全7巻の装幀・装画を私が担当した関係で、版元の出版芸術社が協力してくれました。
お陰様で今回の個展では、約150冊を販売することができました。これからは書店やアマゾンでの全国展開が始まります。充実した内容で、絵の色もきれいに出ているので、良い反響が出ることを期待しています。作品集の詳しい紹介はまた行いますので、お楽しみに。

 

新作品集に文章を寄稿していただいた金原瑞人氏と

新作品集に文章を寄稿していただいた金原瑞人氏と

 

さて今回も横浜を中心とした首都圏からの来場者が多かったのですが、岡山、香川、広島からも見に来てくれました。しかし一番の遠方は?というと、それはシンガポールでした!

シンガポールから来た夫妻と

シンガポールから来た夫妻と

何故シンガポールなのか、種明かしをすると、教え子の女性がシンガポールの方と結婚して、一緒に一時帰国したついでに来てくれたのです。

 

とにかく今回も連日多くの方が来場してくれたのですが、
ギャラリートークをやった11月3日(木:祝日)と6日(日)は大変でした。

 

ギャラリートーク

ギャラリートークの様子・その1

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ギャラリートークの様子・その2

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ギャラリートークの様子・その3

ギャラリートークの時間帯だけで、それぞれ100名以上の方が見えられたので、私もすべての方に対応することはできず、中には挨拶も交わせない人もいました。
この場を借りて失礼をお詫びいたします。
高島屋美術部のスタッフも、来場者数の多さを長年目撃していますが、今年はとりわけ賑わっていたので、驚きを隠せない様子でした。

今時ですからスマホのフェースブックで私の個展を知って、急に駆け付けた人も少なからずいました。

 

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展示作品を見た反応では、「色が鮮やかになった」というのが一番多かったですね。それは大作群の中央に飾られた《ENERGY》のレインボーカラーのせいでしょう。とにかくあんなに鮮やかな絵は、これまでほとんどなかったですからね。

 

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案内ハガキに使った《EMERGENCY》も好評でした。すべての羊がこちらに向かってくるという構成だったので、「3D画像みたい!」という声が多く聞かれました。

 

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これらの大作とは別に、今回羊の小品をすべて変わった額に入れて10点並べたところ、大変好評で、完売しました。猫の絵も5点出したのですが、やはり《世界一有名な婦人に抱かれた猫》が人気でした。
題名を読んで、クスッと笑われる方も多く、作者としてはしてやったりです。

 

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岡山の田園を描いた風景画も好評で、《秋の杜》や《木漏れ日》が何度も話題に上がりました。しかし、その壁に一緒に掛かっていた静物画の《射光》は、もっと強い印象を与えたようです。リンゴの絵の新展開で、大胆な試みだったのですが、多くの方の支持が得られたことは自信になりました。

 

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もうひとつ、今回の“隠し玉”として裸婦デッサンを外のガラスケースに展示したのですが、
意外に思われる方や逆にそれを楽しみに来た方などもいて、たまにはいいかなと思いました。

これからは昔の作品なども、アーカイブとして少しずつ展示してみようかと思っています。

この記事を見られた方から要望があれば、HPの方に声をお寄せください。

 

泉谷淑夫

 

 

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