こんにちは。
管理人の ふぅです。
おまたせしました!
今月の Gallery -暦-
「Gallery -如月-」 を 更新しました!
2月の作品は「冬の散歩」です。
冬枯れの草の上を歩く、黒いマントの人物の、
ブーツの両足、
と、猫。
画面を構成する主なモチーフはこれだけです。
今月の作品を見て「あっ」と思われる方は、
このサイトをチェックしてくださっているみなさんの中には
たくさんいらっしゃるかもしれませんね(^^)
今月の《冬の散歩》は、
12月の作品でも登場した、彼の自画像ともいわれ
代表作としてもよく知られている、
あの作品の本歌取りとしても楽しめる一点なのです!
(絵画だから本画取り?)
この作家が誰なのかは、
この記事の後半で明らかになります。
そして、
今回の作品は、泉谷画伯からのバースデイプレゼントとして
贈られた一枚でもあります。
その相手は誰でしょう?!というのも気になるところですが、
ヒントは、作品を見ていただければ!
ある人は、絵の中に描かれているからです。
猫さんではありません。
この絵の元となった作品に登場するのは、
がっしりとした体格の男性なのですが
それに比べると
《冬の散歩》の方の人物は、やわらかく華奢な雰囲気です。
しかし何より、一番の違いは
画面の形です。
元の作品は縦長の長方形ですが、
《冬の散歩》の方は、横長の八角形という
とても珍しい構図で描かれています。
私は、八角形の絵をこれまでに見たことは無かったように思います。
ところで、
「8」という数字には、
末広がりで縁起が良い、と喜ばれたり、
横にすると∞(無限大マーク)になることで
永遠に続く豊かさや繁栄などの意味も読み取ることができ、
大切な人への言祝ぎや幸運を祈る、
そんなロマンチックな願いも
込められているのかなぁと想像してしまいました(^^)
そして最後のヒントは、
この絵には猫が登場するのですが
その目はマントと両足しか見えない人物のことを
まっすぐに見つめています。
そろそろ画伯がこの絵を贈った人物が誰なのか
イメージが膨らんで来た頃かもしれませんね!
正解は、ぜひ、今月の作品で(^^)
そうそう、もう一つの答えについても、
簡単にご紹介しましょう。
この絵の元となった作品は、解説の方でも詳しく紹介されていますが
アンドリュー・ワイエスの《踏まれる草》
です。
一度、何処かで見かけたこともあるかもしれません。
私も印象的なこの作品について、知ってはいましたが、
細密なで繊細な描写が見事で、表面的に見えるものだけに満足してしまい
目には見えない、
例えば絵の中で紡がれる物語にまで
思いを馳せる機会が無かったような気がします。
ですが今回、そのワイエスの作品が、
泉谷画伯によって、現代風に、新しい解釈でアレンジされ
《冬の散歩》として楽しんで鑑賞できたことで
元の絵のことももっと、別の角度からじっくり味わってみたくなりました!
みなさんはどんな感想を持たれましたか?
メッセージなどいつでも、おまちしています(^^)
画伯も楽しみに待っています。
また、今月の作品は、新しく展示替えされた「私設ギャラリーの」方でも
ご覧いただくことができます。
興味がある方はぜひ、実物をじっくりと鑑賞してみてくださいね!
(私設ギャラリーについては、また近いうちにご案内します。)
最後になりましたが、
2月にお誕生日を迎えられる猫さんが見つめる先の絵の中の方へ
お誕生日おめでとうございます☆
それではさっそく、今月の作品をどうぞ
Gallery -如月-《冬の散歩》へは、こちらからどうぞ。
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