こんにちは。
管理人の ふぅです。
おまたせしました!
今月の Gallery -暦-
「Gallery -師走-」 を 更新しました!
12月の作品は「風の日」です。
今年最後の、冬の一枚。
先週あたりからやっと初雪の便りもちらほろ舞い込みはじめましたね。
とはいえ、あたたかいこの冬は、
まだまだカラフルな紅葉を窓の外に眺めることができます。
そんななかでも、やはり冬だな、と感じるようになったのは
鉛色の空を見たときです。
今日はあたたかいけれど、もっと寒ければ雪が降ってきそうだ
と、冬ならではの感想を述べあったときでした。
ところで、
この Gallery暦 のコンセプトのひとつが、
日本の四季の移り変わりを絵画でとらえる、という試みです。
季節を表すものとして真っ先に思い浮かべるのは
周囲の自然の様子や、
暦にもとづく伝統の行事だったりしますが、
もうすぐ2年目となるこのシリーズを通して、
また、今月の一点、《風の日》から、
画家は色で季節をとらえているのだなぁ、と
新ためて気づかされました(^^)
モチーフや物語から少し離れて
ただ作品だけを見つめたとき、
その季節だからこそ出会うことの出来る色彩が
そこにはありますが、
私はほとんど無意識のうちに、
それを四季折々の移り変わりとして感じ取っていました。
解説の中に出てくる「殺風景」という言葉が印象に残っているのですが、
「殺風景」の中にこそ
豊かに現れてくるものを味わうことができるのだなあ、と
はっと気づかされる
今月の一枚はそんな作品です。
それではさっそく、今月の作品をどうぞ
はじめてコメントします。
とてもおもしろい絵ですね。
ワイエスという画家は名前しか知らなかったのですが、インターネットで検索してみてとても惹かれました。
画集を探してみようと思います。
画伯のこの絵も殺風景の美、という言葉がとても似合います。
加えて恐ろしくもありました。
シートを剥ぐと、車の中には何があるんでしょうか。
私は殺風景な絵は好きではなかったですが、物語性があると、興味深く見れるものですね。
赤いラコステさま
はじめまして!
コメントありがとうございました。
管理人の ふぅです。
作品世界にどんどん引き込まれていく様子を想像させる感想、
とてもわくわくしながら拝見しました。
私も殺風景な作品は、あまり目を引かれない方でしたので、
同じように、新たに興味を持っていただけたときいて、とてもうれしかったです。
そして、ワイエス。
ワイエスも一言では語れない、魅力のたくさんある作家ですので
機会がありましたら、ぜひ実際の作品に触れてみていただけたらなぁ、と思います。
一つの作品をきっかけに、興味関心がどんどん広がっていくこのかんじ、
なんだか、泉谷画伯の鑑賞の講義みたいですね〜!
来月の作品もぜひ、ご期待ください。
ありがとうございました。